小樽笑百景 vol.18

小樽散歩で見つけた「なにコレ?」

夕暮れ時...

遠くを見つめるその視線。

存在に気づいたのは斜に構えた彼最高のポジショニング『夕陽が凡てお見通し』のときでした。

噂に聴いていた北運河が誇る孤高のトタニスタ「片目のジョー」だということは、その姿からすぐにわかりました。

彼の人生はドラマに満ちています。

口元と右側のフェイスガードは、若かりし頃、単身アメリカ大リーグに渡り、二刀流選手として活躍した際にデッドボールから身を護るためでした。

あの米大リーグを右目だけで戦い抜いたジョー。

左目を失った理由を彼は頑として言いません。

その後、選手として数々の栄光を極めた彼は、米大リーグ引退後、故郷の北運河に戻り、体躯の頑丈さを生かしトタニスタの世界に身を投じます。華麗な転身に世界が驚きました。

そこから数十年…敬意を込めて彼のことを『漢血潮』と皆が勝手に呼ぶようになりました。

日々、静かに全身で語り続ける北運河トタニスタ界の至宝…片目のジョー。

カッコいい。



通称:漢血潮





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