小樽笑百景 vol.44
小樽散歩で見つけた「なにコレ?」
僕は決して「古いモノが好き」という訳ではありません。
古い家や古い本から出る埃には鼻水が止まらなくなるアレルギーを持っています。
体質的にはおそらく古いモノは苦手なんだと思います。
これまでの人生を振り返ると、間違いなく「新しいモノが好き」でした。
自分にとって…という意味ですが、常に「新鮮と感じるモノ」に惹かれ、「新しいと感じるコト」に促され、最終的に「欲しい。やりたい」と思ったことに導かれてきた気がします。
今、そんな自分の性向に訴えかけてくる「新鮮と感じるモノ」があります。
コロナ禍の影響もあり、今夏、時間を見つけてはお店がある小樽の北運河周辺を歩き廻ってきました。
北運河がある色内の街を見て気づくのは、けっこうな歳月を経た見応えのある建物や工場が随所に遍在し、街を構成している多くの民家も相応の月日を経た趣を保っているということです。
誤解を恐れずに言うと、映画のセットのように街全体の見た目と雰囲気が「一様に古き良き時代のまま」なのです。
生活感がありながら、昭和と昭和より前の歴史を引き継いだ集合体として、街の個性を保持しているように感じます。(経済的な背景や内情に明るくないため、失礼な物言いであったなら、どうかご容赦くださいませ)
近代、全国的にも都市開発や宅地開発の名の下に、経済性や利便性、そしてデザイン性を追い求めていった結果、街は整理され、キレイに新しくなりました。
と同時に、画一的で人工的な、既視感ある景観が、金太郎飴的に増え続けている気がします。
これからもその方向での作り替えは続いていくと思いますし、それを求めることは必然であり、何ら問題だとは思っていません。
が、ひとつ感じていることは、間違いなく「つまらなくなってきている」ということです。
そんな中、この地域が保持し続けている古き良き時代の街並みや空気感は、他の街や地域では決して味わうことのできない独特なオリジナリティとして成立していく可能性を大いに秘めている…そんな気がしています。
僕は今、北運河が持つ「生きている古さ加減」をとても新鮮に感じています。
歴史を携えた個性ある街並みや景観は新たに創ろうとしても決して造り出すことはできません。
この土地だから持ち得た可能性の価値に、内外の人々が共鳴し始め、この場所で事業を始めようと考える豊かな個性と感性を持った経営者が増えいくことを夢想しています。
日本全国から小樽を訪れる沢山の人々が、北運河のマップを片手に、この地域を散策している情景が真瞼の裏に浮かんできます。
今、自分の興味は、その現実化に集う面白い人達の活動を綴った物語の1ページ目をめくるコトに向き始めています。
どうかそうなりますように…と願いを込めて(^^♪
北海道の小樽に来たら、巡ってほしい穴場の観光名所や開運スポットをご紹介しています。
僕は決して「古いモノが好き」という訳ではありません。
古い家や古い本から出る埃には鼻水が止まらなくなるアレルギーを持っています。
体質的にはおそらく古いモノは苦手なんだと思います。
これまでの人生を振り返ると、間違いなく「新しいモノが好き」でした。
自分にとって…という意味ですが、常に「新鮮と感じるモノ」に惹かれ、「新しいと感じるコト」に促され、最終的に「欲しい。やりたい」と思ったことに導かれてきた気がします。
今、そんな自分の性向に訴えかけてくる「新鮮と感じるモノ」があります。
コロナ禍の影響もあり、今夏、時間を見つけてはお店がある小樽の北運河周辺を歩き廻ってきました。
北運河がある色内の街を見て気づくのは、けっこうな歳月を経た見応えのある建物や工場が随所に遍在し、街を構成している多くの民家も相応の月日を経た趣を保っているということです。
誤解を恐れずに言うと、映画のセットのように街全体の見た目と雰囲気が「一様に古き良き時代のまま」なのです。
生活感がありながら、昭和と昭和より前の歴史を引き継いだ集合体として、街の個性を保持しているように感じます。(経済的な背景や内情に明るくないため、失礼な物言いであったなら、どうかご容赦くださいませ)
近代、全国的にも都市開発や宅地開発の名の下に、経済性や利便性、そしてデザイン性を追い求めていった結果、街は整理され、キレイに新しくなりました。
と同時に、画一的で人工的な、既視感ある景観が、金太郎飴的に増え続けている気がします。
これからもその方向での作り替えは続いていくと思いますし、それを求めることは必然であり、何ら問題だとは思っていません。
が、ひとつ感じていることは、間違いなく「つまらなくなってきている」ということです。
そんな中、この地域が保持し続けている古き良き時代の街並みや空気感は、他の街や地域では決して味わうことのできない独特なオリジナリティとして成立していく可能性を大いに秘めている…そんな気がしています。
僕は今、北運河が持つ「生きている古さ加減」をとても新鮮に感じています。
歴史を携えた個性ある街並みや景観は新たに創ろうとしても決して造り出すことはできません。
この土地だから持ち得た可能性の価値に、内外の人々が共鳴し始め、この場所で事業を始めようと考える豊かな個性と感性を持った経営者が増えいくことを夢想しています。
日本全国から小樽を訪れる沢山の人々が、北運河のマップを片手に、この地域を散策している情景が真瞼の裏に浮かんできます。
今、自分の興味は、その現実化に集う面白い人達の活動を綴った物語の1ページ目をめくるコトに向き始めています。
どうかそうなりますように…と願いを込めて(^^♪
小樽の巡り処
北海道の小樽に来たら、巡ってほしい穴場の観光名所や開運スポットをご紹介しています。