【ARAMAKI】 筋子箱

北国の伝統的な食文化であり、お歳暮の定番でもある新巻鮭。役目を終えた新巻鮭の木箱に可能性を見出し、新たな視点でものづくりを提案する「ARAMAKI」による『筋子箱』。実際に流通しているサイズの筋子の箱を、ARAMAKIの木箱として木箱工場で作りました。





木箱の魅力を作る複数の色の版を組み合わせた機能的なレイアウトも再現した『筋子箱』。





A4サイズが入るので書類入れや、文房具などデスク周りの整理にぴったりの木箱です。



日々の暮らしに微笑ましい景色が生まれる暮らしの道具です。




サイズ

35.5×24.0cm×5.0cm

素材

北海道産マツ材・ラワン(裏板)/無塗装 

木工品のお取り扱いについて


素材は、北海道産のマツの無垢材を使用しています。天然素材のため、環境に合わせて呼吸するように伸び縮みする特性があります。過度な乾燥や湿気は、ソリやワレの原因となることもあるのでご注意ください。濡れたものに直接触れるとシミになる場合があるので、速やかに拭き取ってください。直射日光の当たる場所はできるだけ避けてください。
時間が経つと文字が薄くなったり、木部の色が変わったりしてきますが、一点ごとの木目や色合いの違いとともに、変化を楽しんでいただければ幸いです。木部のお手入れは、乾拭きか固く絞ったふきんで磨いてください。




ARAMAKI

ARAMAKIは、Uターンした宮大工が、北海道ではありふれた存在だった鮭箱の可能性を見出したことからはじまりました。 宮大工には、「木材を大事にする」「使い切る」「適材適所」という教えがあります。この鮭箱という素材の価値を見直し、活用することで鮭を入れるだけではない「適所」を探し続けています。

また、木箱メーカーや製材所、水産加工会社、鮭漁師を訪ね、木製の箱が発泡スチロールに取って代わられていく状況や、鮭の漁獲高の減少など、漁業や林業、流通業の現状を知りました。そこで、製造ラインを見直し、製造会社と一緒に 製品を開発したり、第一次産業のこれからについて考える場づくりを行っています。

新巻からARAMAKIへ。新巻鮭を取り巻く食文化そのものをものづくりに反映し、作品だけではなく、生活用品や家具など、日々の暮らしのなかから新しい豊かさを育てることを目指しています。



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