小樽硝子 浮き玉グラス

2,960円(税込)

カラー
  • clear
  • sea blue
  • rétro green
  • navy blue
カラー
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浅原硝子製造所×小樽百貨UNGA↑

浮玉製造の技術を伝えるべく小樽天神にて製作を続ける浅原硝子製造所に、UNGA↑オリジナルのグラスを製作していただきました。



生活必需品の保存容器などの生活雑器や「石油ランプ」、漁業用「浮き玉」から始まった小樽のガラス。
時代とともに需要が減っていったガラス製品は、実用的なものからデザイン性のあるものへと変化しながら、小樽の文化に根付いています。


(写真左からclear、sea blue、rétro green、navy blue)

【clear】
リサイクル原料そのものの色で昔風の生活雑器を思わせる温もりあるグラス。

【sea blue】
自然をこよなく愛する浅原さんのライフスタイルを思わせる爽やかなブルーのグラス。

【rétro green】
酒類の瓶の再生ガラスを使って作られていた頃の浮き玉をイメージしたレトロな雰囲気のグラス。

【navy blue】
職人が一つ一つ作る手作りの吹きガラスならではの温かみを残した、夜の海を思わせる深いブルーのグラス。

size
径約8.5cm、高さ約9cm

※手作りの作品の為、一つ一つ色・サイズ等が異なります。
※モニター環境により、実際の商品カラーが若干異なって見える事があります。




浅原硝子製造所のあゆみ

明治30年頃、小樽は灯具や保存容器として大量のガラス製品の需要があり、ガラス工場が多く在りました。その一つが浅原硝子製造所です。
明治36年 初代、浅原久吉が小樽市富岡町に硝子製造所を創業し、ランプや投薬瓶などガラス製の生活雑器の製造をしていたところ、当時の水産試験場から製造依頼があり、明治43年、ガラスでの漁業用浮玉の製造技法を考案。ニシン漁や北洋漁業に大きく貢献しました。
小樽の水産業を発展させたのも、吹きガラスを小樽に根付かせたのも、この「浮き玉」なしには語れません。
浅原久吉は製法を親戚たちに伝授し、道内各地に浅原硝子の工場(小樽・根室・旭川・樺太)を広げていきましたが、プラスチック製浮玉の台頭とともに、徐々に経営規模は縮小となりました。
現在は、浅原宰一郎氏が4代目として家業を継承し、国内で唯一となった「浮玉製造」の技術を伝えるべく小樽天神にて製作を続けています。




読んで、味わう。

小樽市総合博物館の石川館長にお話をいただく不定期連載コラム「まじめおたる」。小樽の深い歴史を、ぜひ味わって下さい。

小樽市総合博物館 石川館長の「まじめおたる」
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