小樽 色内銀行街 日本手ぬぐい




【小樽芸術村×UNGA↑】

小樽の歴史的景観を作る銀行建築や石造倉庫を拠点に歴史文化を発信する「小樽芸術村」とのコラボーレーションで生まれた『小樽 色内銀行街 日本手ぬぐい』です。シンプルなラインと面で描かれた美しい銀行建築に魅了されます。



明治時代から函館に代わる港町や石炭の積出港として賑わい、北海道開拓の拠点となった小樽。さまざまな地域から人やモノが集まり、明治から昭和初期にかけては金融機関が発展していきます。相次いで銀行が建てられた色内大通周辺は、のちに「色内銀行街」と呼ばれました。半径500メートルの狭い範囲に約100年前に建てられた銀行建築が今なお立ち並ぶこの景観は、日本国内に類を見ないものです。北海道のみならず、日本の近代化の象徴といえるでしょう。



明治期に入り急速に近代化が進み、さまざまな文化と共に西洋の美術や建築技術も導入されました。手ぬぐいには、19世紀末から20世紀初頭にかけて建てられた10軒の銀行建築のイラストが描かれ、当時の最先端の技術やデザインが施された美しい近代建築が見て取れます。





手ぬぐいに描かれた銀行建築の図案付き。



日本の近代化を象徴する銀行建築は、かつての繁栄の歴史と記憶を継承し、今の小樽の景観を作る文化遺産として大切に守られています。




サイズ

約35cm × 90cm

素材

綿100%




読んで、味わう。

小樽市総合博物館の石川館長にお話をいただく不定期連載コラム「まじめおたる」。小樽の深い歴史を、ぜひ味わって下さい。

小樽市総合博物館 石川館長の「まじめおたる」
このページの先頭へ