【ICHIBA SANPO vol.4】 (番外編)小樽市漁業協同組合 地方卸売市場
2021.8.26 更新
今回は、番外編。普段、市民もなかなか入れない「小樽市漁業協同組合 地方卸売市場」をご紹介します。この市場で仕入れた海産物が、各市場の魚屋さんにも並んでいるんですよ〜!
漁師さんたちが持ち込んだ魚介類がズラリ
北運河のほとりにある、「小樽市漁業協同組合 地方卸売市場」。
運河を歩いていると、「あれ?こんなところに市場があるの?」と思ったかもしれませんが、こちらは小売りをしている市場ではなく、小樽市内の魚屋さんやお寿司屋さんなど、海産物を取り扱うお店の人たちが商品を仕入れる場所。
漁師さんたちが持ち込んだ新鮮な魚介類を求めて、早朝からたくさんの仲買人たちが集まる場所なんです!
いつ来ても、ワクワクの現場
通常、一般の方は入れないこちらの市場。私は仕事柄、取材をしに何度か足を運ばせてもらいました(本当に役得です!)。
広い場内には、ここはウニ、ここはシャコなどと分かれて、ズラリと商品が並べられています。
それらを見ているだけでもワクワクしてしまうのですが、セリ人を中心に、仲買人など商品を買う人たちが集まり値段の交渉が始まると、さらに場が盛り上がり私のテンションもマックスに!
正直、私には何を言っているのかさっぱり聞き取れないスピードと独特の用語、イントネーション?でどんどんと値段交渉が進んでいき、あっという間に目の前の商品は誰かの元に…。
そんなセリが早朝からひたすら続けられていくのです。
特に盛り上がるのは、やっぱりウニのセリ。ウニのセリ場には多くの仲買人たちが群がります!
私は、そんなセリ人やたくさんの仲買人たちによる威勢のいい掛け声を聞きながら、「かっこいいわぁ♡」と、いつもウットリしちゃうのです(笑)。
1歳のとわこもセリを体感!?
たしか私が初めてセリの現場を取材に「小樽市漁業協同組合 地方卸売市場」に行った際、早朝の取材ということもあり、小さなとわこ(1歳)を家に置いておけず、先方に許可を得て連れて行ったことがあります。
当時は、小さなとわこのいい思い出になればいいな…と思っていましたが、残念ながら9歳の今、この時の取材のことはさっぱり覚えていないそうです(笑)。
ただ、こんな小さい子が珍しかったのか、いろんなおじさんに声をかけてもらったり、飴をもらったりとかわいがってもらっていたこと、たくさん並んだ魚介類に目が釘付け!という表情で、場内をキョロキョロと見て回っていたことを私はしっかりと覚えています。
今日もここから新鮮な魚介類が!
私たちは普段、市場でふつうに魚介類を買っています。
でも、そのお店の魚介類は、漁師さんからこのセリを経て各店に並んでいるものです。
私たちがまだ寝ているような早朝に、仲買人たちの目利きで魚介類が仕入れられ、それが各店に並んでいる…。そう考えるだけで、私はまたワクワクしてしまうのです!
ちなみに、小樽市内の寿司屋さんでも、直接このセリで魚介類を仕入れる仲買人の資格をもっているお店と、そうじゃないお店があるってご存知でしたか?
そんな風にお店をチェックしてみても楽しいかもしれませんよ♪
「小樽市漁業協同組合 地方卸売市場」は一般の方が自由に出入りできる場所ではありませんが、漁師さんやセリ人、仲買人など多くの人が関わり、新鮮な魚介類がここから各市場の魚屋さんに運ばれている…そのことを知ると、市場で魚を買うのがますます楽しくなるのではないでしょうか。
「ICHIBA TOTE」も番外編
番外編ついでに、最近ICHIBA TOTEを市場以外で使うことが多いのでご紹介。
ICHIBA TOTEは丈夫な素材で底があるので、ノートパソコンを入れるのにピッタリだと判明!!
最近、市内の学校などで講演をお願いされることが増え、ノートパソコンを持参しているのですが、私はパソコン用のバッグなど持っておらず、かといって普通の布トートだと、ノートパソコンを縦に入れるしかないので、これってあまり良くないんだろうなぁ…と思っていました。
ところが、ICHIBA TOTEはノートパソコンがピッタリ収まるではないですか!
これでパソコンを横にした状態で運ぶことができ、バックの容量も多いのでスピーカーなども一緒に運べて本当に便利だとわかりました。
ICHIBA TOTEという名前ですが、市場以外でも大活躍してくれて、とっても助かっています♡
Vol.5へ続く
「ICHIBA TOTE」を片手に、市場へ出かけよう。
1945年創業のテント工場「株式会社ササキ」の長年培った縫製技術と小樽百貨UNGA↑の市場への想いが一つになりました。テントなどの屋外施工に使う丈夫なターポリン生地を使った「ICHIBA TOTE」を片手に、さあ市場へ出かけよう!
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