茶碗 nawame

小樽「縄文」の歴史に想いを馳せて

小樽から余市にかけては、縄文時代の古代遺跡の密集地帯であり、数多くの土器や石器、彫刻などが発見されています。

国内においても貴重な遺跡が残る地域 "小樽” から、その歴史に想いを馳せ、札幌を拠点に、大地の記憶や記録をテーマに表現を試みている陶芸家の大石俊久さんに、"緋だすき"を施したUNGA↑限定の茶碗を製作していただきました。



"緋だすき"とは、備前焼に代表される装飾技法の一つ。古くは、窯詰めをする際に、作品同士ががくっつかないように藁を巻いていた技法です。藁を巻いた跡がたすき掛けのように、また、緋色に発色することから「緋だすき」と呼ばれています。



ざらりとした手ざわりが土の温かみを感じさせる茶碗。内側は滑らかな仕上がりで、最後のご飯一粒までしっかり食べられます。



焼成時に藁を巻くことで、土と藁の成分が化学反応を起こし、美しい緋色の線が出現します。一点一点手仕事で制作しているため、"緋だすき"による表情もそれぞれ。





使うごとに味わいが増し、土の力を感じる大石さんの茶碗。日々の食卓を豊かにしてくれる暮らしの器です。

サイズ

口径 約10cm × 高さ 約5cm

※手作りの作品の為、一つ一つ色・サイズ等が異なります。
※モニター環境により、実際の商品カラーが若干異なって見える事があります。



【大石 俊久】


札幌を拠点に活動。北海道・江別で採れる「野幌粘土」を原材料に、地元の土の味わいを生かした表情豊かな器を制作している。

土、やきものだからこそ表現できる
ぬくもりのある質感
食事にしっくりくる色彩
枠にとらわれない 
のびのびとしたかたち

“使うこと”と“見せること”とのバランスを考えながら日々創作している。




読んで、味わう。

小樽市総合博物館の石川館長にお話をいただく不定期連載コラム「まじめおたる」。小樽の深い歴史を、ぜひ味わって下さい。

小樽市総合博物館 石川館長の「まじめおたる」


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