南樽市場

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観光の中心地から少し離れた新富町にある南樽市場は、市内に6か所ある市場のなかでも、市民の台所として地元のお客さんで賑わい、いつも活気にあふれています。全27店舗のうち9件が鮮魚店で、港町小樽ならではの新鮮で安価な鮮魚が並びます。道外では珍しいハッカク(トクビレ)、カスベ(エイ)、シャコなど、地元の旬の魚介類も来客の目を楽しませてくれます。鮮魚店以外にも野菜、果物、肉、惣菜、日用品、花など生活に密着した店舗が揃い、小樽市民がごく普通に利用する市場です。

南樽市場の前身は1938年(昭和13年)に建設された高砂市場です。高砂市場は露天商を営んでいた人々のために建設されました。当時としては非常に近代的な市場で、開店当時は大盛況だったそうですが、1941年に大東亜戦争が勃発。戦争による物資不足や配給制度のため廃業しました。

終戦後の1949年、木造二階建てで50軒の商店が軒を連ねる長屋方式の南樽市場が誕生します。やがて木造の市場の老朽化にともない購買力が低下したため、改築が必須となり、1968年に現在の建物が完成しました。国道から100メートルも奥にあり、周囲には商店街もないという立地の悪さから、小樽市内の他の市場と比較すると、当初の客足はいま一つだったそうです。ところが毎週2度の「週末特売」、毎月2度の「激安市」と特売日をもうけ、4万枚以上の広告を小樽市内に配布するという戦略により、2000年代以降は「南樽は市場の王様」「南樽の一人勝ち」とまで言われるようになりました。

市場の脇を流れる勝納川には、子どもの日が近づくと一面に300近くの鯉のぼりや大漁旗がはためき、今やまちの風物詩にもなっています。

施設名
南樽市場
住所
〒047-0004 北海道小樽市新富町12-1
電話
0134-23-0722
営業時間
09時00分〜18時00分
定休日
日曜日
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小樽北運河エリアにある道内最古の営業倉庫といわれる「旧小樽倉庫本庫」を改装した店舗で小樽の魅力をお伝えするオリジナル商品を開発し販売しています。北海道開拓時代の小樽の繁栄と、北前船の歴史を語り伝え、寄港地や北海道産の魚介類や農産物の加工品、小樽所縁の職人や作家のオリジナル製品の展示販売をしています。

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施設名
小樽百貨UNGA↑
住所
〒047-0031 小樽市色内2-1-20
電話
0134-65-8150
営業時間
11:00~18:00
定休日
無休
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