今や人気のホッケも昔は厄介者

小樽港海の幸お届け便り vol.16

日本国内で食べられているホッケには『シマホッケ』と『マホッケ』の2種類がいます。

北海道近海で獲れるホッケのほとんどは『マホッケ』になります。漁獲量の90%が北海道産になります。

マホッケはシマホッケに比べると魚体は小ぶりで、クセのない上品な脂と味の濃さが特徴です。

一方、『シマホッケ』はアラスカのベーリング海やロシアのオホーツク海で多く漁獲されます。

日本でも少し揚がりますが、基本的には北方で獲れるため輸入魚になります。

名前の通り、魚体の縞模様が特徴で、味は脂のノリが良さとジューシーさが魅力です。

かつて北海道ではニシン漁で栄えていた時代がありました。

当時、ホッケはニシンを食べる厄介者として扱われていましたが、ニシンの漁獲量が激減してくると、ホッケがニシンの代替品として市場に出てくるようになりました。

ホッケは鮮度が落ちやすく、冷凍技術が発達していない時代には広く流通せず、あまり人気のない魚でした。

近年、加工技術や冷蔵技術、流通の発達にともなって、美味しい干物や生のものが流通するようになり、今では北海道を代表する魚となりました。

産地北海道では刺身として流通しているものもあるようですが、鮮度が落ちやすいため地元でも非常に珍しいものと言えるようです。

漢字で「魚へんに花」と書き、北海道に桜の花が咲き始める頃、脂のりが最も良くなる目安となっています。

5〜7月にかけて漁獲されるホッケは、脂の乗った最高の干物となり、今では、全国の居酒屋で欠かすことのできない人気の定番メニューになりました。





海と歴史を刻む街から口福のおすそわけ。「小樽港 海の幸お届け便」


かつて江戸から明治にかけて日本各地と北海道を結んだ北前船という商船がありました。
その頃から小樽を大きく発展させてきた「春告魚」とは鰊のこと。
ここから始まった小樽の水産加工の歴史は創業100年を超える企業を作り出してきました。
小樽百貨UNGA↑は、小樽水産加工業協同組合とともに、この街を活かしてきた「海の恵み」を全国の皆様へお届けいたします。


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