小樽観光ガイド
* 小樽百貨UNGA↑季節通信 *
小樽百貨UNGA↑では、かつて北海道開拓の玄関口として栄えた小樽の歴史や、江戸後期より北前船がこの地に運んだ文化を、よりわかりやすくお伝えしたいという思いから、2〜3ヶ月に一度、「小樽百貨UNGA↑季節通信」というリーフレットを発刊しています。
明治期、北前船船主が建てた北海道でいちばん最初の営業倉庫「旧小樽倉庫」から、小樽と北前船の歴史や文化が、皆様に少しでも伝わりますことを心より願っております。
小樽を、贈る。
運河を臨む「旧小樽倉庫」から、
北前船とともに歩んだ「小樽の物語」を
お届けするUNGA↑(うんがぷらす)より。
「小樽」をどうぞお楽しみください。
小樽観光ガイド
小樽百貨UNGA↑季節通信 vol.1
江戸中期から明治30年代、北海道と西日本を結ぶ西廻り航路を使い、往来した北前船。明治2年、北海道の開拓使設置とともに開発の供給基地として小樽港は整備され、各地からの移民による人口急増とともに、交易港と生活物資を運ぶ寄港地として発展します。大正時代、荷揚げ用水路として運河が整備され、海運流通はさらに発展。各地の北前船船主達によって建造された大規模な石造り倉庫が軒を連ね、商家や石蔵が建てられました。
「旧小樽倉庫」は北前船船主、加賀橋立の西谷庄八と西出孫左衛門により、埋め立て整備されたばかりの小樽港南浜に建てられた木骨石造倉庫です。明治23年に建設着手し、その後、松前の北前船船主で小樽の将来性に着目した山本久右衛門に経営が移され、明治26年、小樽倉庫株式会社として近代的な物流形態を持つ北海道で初めての営業倉庫となりました。
小樽観光ガイド
小樽百貨UNGA↑季節通信 vol.2
中川町と小樽・板谷家との物語は板谷宮吉(初代1857−1924)が、明治44(1911)年、国有林開地1,300ha余りを入手するところから始まる。宮吉は越後刈羽郡(現新潟県柏崎市)に生まれ、福山(現松前町)で修行後、小樽に渡り、米穀・海産物商として独立した。その後、精米業も営んだが、自家用の商品運搬用として買い入れた船舶をつかい、海運業に乗りだし、大成功をおさめた。中川町の国有林を入手したのはこの時期である。我国でも有数の資産家となった板谷家は、大正時代末期に襲名した二代目宮吉によりデパートや私鉄の経営まで事業を拡大する。板谷家の財力を象徴する、小樽の東雲町に現存する、旧板谷邸は二代目宮吉によって昭和2(1927)年に完成している。二代目宮吉の像は現在も、自身が寄贈した市立長橋中学校(旧制小樽市立小樽中学)校庭に建っている。
北海道の作家と作品 - 小樽観光
清水 宏晃
札幌を拠点に活動する木工作家 清水宏晃さん。主に無垢材を使用した木製家具や小物の製造、販売を行っています。命のある素材「木」の持つ性質をふまえ、永く愛着をもって使っていただけるものづくりを心がけて制作しています。
*作品を見る*
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小樽百貨UNGA↑季節通信 vol.3
生活必需品の保存容器などの生活雑貨や「石油ランプ」、漁業用「浮き玉」から始まった小樽のガラス。時代とともに需要が減っていったガラス製品は、実用的なものからデザイン性のあるものへと変化しながら、小樽の文化に根付いています。
プラスチックの台頭により、厳しい時代を迎えた小樽のガラス産業。1970年代に入ると、長く斜陽の町と言われた小樽で、「運河論争」が巻き起こり、現在、小樽観光の代表的なスポットとなっている北一硝子三号館が「古い建物は資産」という成功例を示したことになり、これ以降、建造物の再利用、さらに小樽運河の一部保存というような大きな流れを生み出していきました。一時は衰退した小樽のガラス産業ですが、「観光」という斜陽の町を救う大きな力となり、現在は創作活動の場として、小樽に移住するガラス工芸作家も増えました。小樽のガラス作品の美しさの裏にはこうした歴史の重みが隠れています。
小樽観光 - 小樽のガラス おすすめ作品
小樽硝子 浮き玉グラス
『 浅原硝子製造所×小樽百貨UNGA↑ 』
浮玉製造の技術を伝えるべく小樽天神にて製作を続ける浅原硝子製造所に、UNGA↑オリジナルのグラスを製作していただきました。
生活必需品の保存容器などの生活雑器や「石油ランプ」、漁業用「浮き玉」から始まった小樽観光 - 小樽のガラス。時代とともに需要が減っていったガラス製品は、実用的なものからデザイン性のあるものへと変化しながら、小樽の文化に根付いています。
> ネットショップはこちら
【clear】
リサイクル原料そのものの色で昔風の生活雑器を思わせる温もりあるグラス。
【sea blue】
自然をこよなく愛する浅原さんのライフスタイルを思わせる爽やかなブルーのグラス。
【rétro green】
酒類の瓶の再生ガラスを使って作られていた頃の浮き玉をイメージしたレトロな雰囲気のグラス。
【navy blue】
職人が一つ一つ作る手作りの吹きガラスならではの温かみを残した、夜の海を思わせる深いブルーのグラス。
size
径約8.5cm、高さ約9cm
※手作りの作品の為、一つ一つ色・サイズ等が異なります。
※モニター環境により、実際の商品カラーが若干異なって見える事があります。
小樽観光ガイド
小樽百貨UNGA↑季節通信 vol.4
小樽総鎮守として、御祭神に海の神、航海安全の神とされている「住吉三神」と「息長帯姫命」を祀る住吉神社は、1864年(元治元年)創建、1881年(明治14年)に現在地に社殿が造営された、鎮座150年あまりの由緒ある神社です。木造の社務所として北海道内最大級の小樽住吉神社社務所は、1994年に小樽市指定歴史的建造物に指定されました。住吉神社の境内には、日本遺産の構成文化財にも認定された北前船の船主である大家七平と広海二三郎が石材を広島県尾道より北前船一艘買い上げて運搬し、奉納した第一鳥居があります。その他、小樽経済界の重鎮や豪商が奉納した鳥居、灯篭、石階段、手水鉢などが多く点在し、小樽を築きあげた先人たちの想いを感じることができます。 明治中期より市内大の神社である住吉神社の例大祭は、「小樽まつり」と呼ばれ、地域を代表するお祭でした。現在は「住吉例大祭」、「おたる潮まつり」と成立ちは違いますが、2つの大きなお祭りが市民の拠り所となり、毎年、小樽の夏を盛り上げています。
小樽観光 - 絶景ビュースポット
住吉神社
南小樽駅から徒歩8分の場所にある住吉神社は、1868年に創建された神社です。函館八幡宮の神主・菊池重賢氏が「ヲタルナイ」と「タカシマ」の総鎮守として1865年に住吉大神を勧請したのがはじまりです。1881年、現在地に社殿を造営し、鎮座150年の由緒ある神社です。 ...もっと見る
施設名
住吉神社
住所
〒047-0014 小樽市住ノ江2丁目5
電話
0134-23-0785
営業時間
24時間
ホームページ
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小樽観光ガイド
小樽百貨UNGA↑季節通信 vol.5
江戸時代、小樽周辺の海岸には、ヲタルナイ・タカシマ(シクズシ)・ヲショロと3つの「場所(商場)」が設 けられ、当初は松前藩の家臣たちがアイヌの人たちとの交易を行っていました。その後、商人たちによる 「場所請負制」が始まると、アイヌの人たちや道南の出稼ぎ漁夫を使ったニシン漁が盛んになります。 当時、ニシンは綿花や藍の畑に使う「肥料(〆粕)」として大変重宝され、北前船で北陸、瀬戸内、大坂など に大量に運ばれていました。 幕末、ニシン漁の中心が後志へと移るに連れ、タカシマ・ヲショロは千石場所と呼ばれ、小樽の海岸には出 稼ぎの和人が住み始め、明治30年ころには小樽だけで9万トンの水揚げがありました。 ニシン漁の親方などがどれほど多くの財を成したかは、小樽に遺る番屋や石蔵倉庫の姿からも伺えます。
小樽観光 - お土産と贈り物
小樽海づくし 燻り一口鰊
脂の乗った鰊をじっくりと時間をかけて燻製にし、食べやすいひと口サイズの個包装にしました。江戸時代中期から明治時代にかけて、日本海を巡り物資と文化を運んだ北前船。北前船が北海道から上方へ運んだのが昆布、鰊、鮭などの海産物。小樽からも沢山の海の幸が運ばれました。 ...もっと見る
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小樽百貨UNGA↑季節通信 vol.6
北海製罐小樽工場第3倉庫は、明治末期、北洋漁業の発展による缶詰製造の興盛に伴い設立された北海製罐倉庫(株)の3番目の倉庫として、小樽運河完成の翌年1924(大正13)年に新しく小樽港内に出現した埋立地に建てられました。鉄筋コンクリート造4階建。サケ・マスの缶詰用の缶を保管する倉庫として、各階5つに区分された収納室、運河側の外壁には、停泊する船へ製品を効率よく運搬するためのスパイラルシュートやリフト、人が移動する階段など、合理的な設計と当時の最新技術が用いられました。第3倉庫は、運河とともにその歴史を刻んできた象徴的建造物であり、小樽の発展に欠かせなかった施設群は市の歴史的建造物に指定され、その景観は今も多くの市民から愛されています。2021年、築後100年近くが経ち、老朽化による維持管理に沢山の費用がかかることを理由に、保有する北海製罐株式会社が第3倉庫を解体することを小樽市に申し入れしたところ、市民からの存続を切望する声が多く集まり、2022年、北海製罐株式会社より小樽市へ無償譲渡されました。現在、この倉庫の保全と活用を軸に小樽独自の魅力を創造しようとNPO法人の活動もスタートし、北運河と呼ばれるエリアが再び盛り上がりを見せています。
小樽観光 - お土産と贈り物
北海美味撰 HOKKAI CAN 6缶ギフトセット
小樽百貨UNGA↑は、小樽北運河のシンボルである北海製罐(株)と、美味しい海の幸をお届けします。 ...もっと見る
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小樽百貨UNGA↑季節通信
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小樽観光 - お土産と贈り物
小樽百貨UNGA↑
海運の街小樽から開運を・・・
途切れないように守られてきた流れを味方に
あなたの運も開けますように。
明治期、北海道開拓の玄関口として栄えた小樽。
北前船が大海原で純白の帆をはためかせ、本州との往来により、この地に多くの物資や文化を運びました。
小樽百貨UNGA↑(うんがぷらす)は、北前船船主 西出孫左衛門と西谷庄八が建てた北海道で初めての営業倉庫「旧小樽倉庫本庫」から、今なお小樽に遺る歴史や文化を載せたオリジナル商品と、北前船の寄港地の良品をお届けします。
北前船とともに歩んだ小樽の物語を、この場所から。
お土産としても喜ばれるここだけにしかないオリジナルの品々を取り揃え、皆様のご来店をお待ち申し上げます。
店舗名
小樽百貨UNGA↑
住所
〒047-0031 小樽市色内2-1-20
電話
0134-65-8150
営業時間
11:00~18:00
定休日
無休
ホームページ
https://unga-plus.com/